お茶が美味しいと思うのは大人になったからかもしれない

お茶が美味しいと感じたのは、成人した後だったような気がする。
そもそも子供のころは、苦みというものがとても苦手だった。
しかし、今日たまたま足を運んだお茶専門店で、茶菓子と共に出された玉露入りのこのお茶は、なんというか嫌な苦みがしないのだ。
中学生の時代には、良くいきがってブラックのコーヒーを飲んだものだが、正直味も風味も何ら分かってなんかいなかった。
しかしなんだろう、お茶というのは日本人の細胞に浸透しやすいのか、僕の脳内にとてつもない変革をもたらした。
緑で、濁っていて、それでいて美味い。
お茶なんて、ペットボトルで十分だろうと考えていた僕だが、今日この瞬間に考えは一変した。
熱すぎず、ぬるすぎない絶妙な温度に、お茶の葉の上品な香りが鼻を抜けていく感覚が感じられ、より深みを増していく。
バカ舌な僕でさえこの違いを感じられるのだから、きっと通な人が飲んだらもっとおいしく感じるのだろうと思う。
そんな一日だった。

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